意外とあっという間だった20分。初めてのマタニティフォト体験記
妊娠期間も後半に差しかかり、だんだんとお腹も丸くなってきた頃。「この瞬間を、写真に残しておきたいな」とふと思ったのが、マタニティフォトに興味を持ったきっかけでした。
日々の生活のなかで、赤ちゃんの成長を感じるたびに、今しかないこの姿を形に残しておきたいという思いが強くなり…。ネットで色々なスタジオを調べていたときに見つけたのが、【20分撮り放題・4000円】という気軽なプランでした。
安いだけじゃない、短時間だからこそ迷えるし、楽しめる——そんな予想外の体験が待っていました。
撮影当日:わくわくと緊張の入り混じったスタート
撮影当日は、スタジオに入った瞬間から、柔らかい照明とナチュラルなインテリアに癒やされました。スタッフの方も明るく親切で、「はじめての方でも大丈夫ですよ」と声をかけてくれて、少し緊張していた気持ちもほぐれました。
プランは、20分間撮り放題で衣装やポーズも自由とのこと。短時間ということもあり、事前にポーズをある程度イメージしていたつもりだったのですが、いざ撮影となると「どんなポーズにしよう…」と頭が真っ白に。
でも、スタッフさんが「自然体で良いんですよ」「ちょっと横向いてみましょうか」など、丁寧にアドバイスをくださり、その流れでどんどん撮影が進んでいきました。
ポーズに迷いながらも、楽しい時間はあっという間
定番のポーズ、たとえばお腹に両手を添えるショットや、赤ちゃん用の小物を持った写真なども撮りましたが、個人的に気に入ったのは、ふとした瞬間に撮ってくれた自然な笑顔の写真。
きっちりポーズを決めた写真ももちろん素敵なのですが、「これ、自分じゃないみたい!」と驚くほど柔らかな表情の写真を見て、「この時期ならではの幸福感」がちゃんと写っているような気がしました。
撮影中は本当にあっという間で、「もう終わり?」と思うくらい。終わった後に写真データを確認すると、枚数もしっかり撮れていて、しかも仕上がりがとてもきれい。照明や構図の工夫だけで、こんなにも印象が変わるんだと感動しました。
マタニティフォトを通じて感じたこと
妊娠期間は、体調も気分も日々変化する、正直しんどい時期でもあります。でも、そのなかで「写真に残す」という体験をすると、自分自身の変化や赤ちゃんを迎える準備が「形」になった気がして、とても嬉しかったです。
パートナーも「こんなにいい表情するんだね」と言ってくれて、ちょっと照れくさいけれど、ふたりで赤ちゃんを迎えるんだという実感がまたひとつ深まりました。
スタジオでの撮影というと敷居が高いイメージがあったけれど、今回のようなリーズナブルで時間もちょうどいいプランなら、気負わず体験できると思います。
これからマタニティフォトを検討している方へ
もし「マタニティフォトってちょっと恥ずかしいかも」と思っている方がいたら、まずは短時間・お手頃価格のプランを試してみるのがおすすめです。
時間が限られていることで、逆に迷わず集中して楽しめるし、「自然な自分」を残すチャンスにもなります。
妊娠という貴重な時間を、形ある記憶として残す——それは、未来の自分への最高のプレゼントになるかもしれません。
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