【学年別】小学生の塾・習い事にかかる費用まとめ|6年間でいくら必要?

子育て費用

はじめに:意外とかかる「学校外教育費」のリアル

「義務教育はお金がかからない」と思われがちですが、実際には塾や習い事など“学校外の教育費”が家計にじわじわとのしかかってきます。
特に小学生の間は、習い事を始めるタイミングや、学習塾に通わせるかどうかなど、教育方針に応じて支出に差が出やすい時期。
今回は、小学1年生から6年生までの学年別にかかる塾・習い事の費用の目安をまとめました。どこにどんな出費があるのかを整理していきます。



学年別:塾・習い事の年間費用まとめ

まずは、学年ごとにかかる平均的な費用を表にまとめます。これらは文部科学省の調査や実際の保護者へのアンケート結果をもとに構成した参考値です。データのpdfも貼っておきますのでご覧ください。塾の費用は学年が上がるごとに費用の値段が上がっていることがわかります。学年が上がるごとに値段が上がるということもあると思いますが、中学受験のために5年生から塾に通わせ始めるというのが多いのかと思います。塾に対して、習い事は学年が変わっても費用の変動は見られません。塾や習い事の費用は、家庭によって考え方が変わるため参考程度に考えて、「周りがやっているからやらないと」という風にならず、子どものペースと家計と相談しながらするのがいいと思います。

学年塾費用(平均)習い事費用(平均)年間合計
小1約77,000円約122,000円約199,000円
小2約58,000円約116,000円約174,000円
小3約80,000円約123,000円約203,000円
小4約80,000円約129,000円約209,000円
小5約118,000円約125,000円約243,000円
小6約141,000円約124,000円約265,000円

参考データ:https://www.mext.go.jp/content/20241225-mxt_chousa01_000039333_1.pdf
※習い事にはスイミング・ピアノ・英語・サッカー・プログラミングなどが含まれています。

習い事の傾向と選び方

低学年のうちは、「まずは体験させてみよう」という軽い気持ちで習い事を始めるご家庭も多いですが、意外と月謝が積み重なっていきます。

運動と塾をひとつずつとして、水泳と英語の教室に週1ずつ通わせたとしても、それだけで月に1万5千円前後。さらに道具代や年会費などがかかり、「思ってたより出費多くない?」と驚くこともあると思います。

ちなみに、ピアノやダンスなどの個人レッスン系は1回あたりの料金が高めになりやすく、月謝1万円〜1万5千円程度が平均的です。

塾に通わせるタイミングと費用の変化

塾にかかる費用は、小4以降で一気に跳ね上がる傾向があります。小学校高学年になると、中学受験を意識し始めるご家庭が増えるため、進学塾に通わせ始める子も。
進学塾の場合、週1で月1万円程度で週2に増えると月2~3万程度が当たり前で、夏期講習や模試、教材費なども別途かかります。

一方で、「中学受験はしないから塾は通わせない」と決めているご家庭でも、小学校5〜6年生になると学力差がはっきりしてくるため、補習目的や学校の授業のフォローとして塾を検討するケースもあります。

6年間でどれくらいかかる?累計教育費の試算

上述の金額を元に、小学校6年間でかかる塾・習い事の累計費用を概算してみると…

  • 合計:約1,293,000円

もちろん、これはあくまで平均的な例で、

  • まったく塾に通わせていない
  • 習い事を1つだけに絞っている
  • 逆に週に5日習い事や塾がある
    といったケースによって大きく差が出てきます。

ただ、仮に「標準的な家庭」を想定しても、教育費は思った以上に大きな固定費として家計にのしかかってくることが分かります。

我が家の方針と費用との向き合い方

我が家の考えは「なるべく本人の興味を伸ばしてあげたい」という方針で、習い事は2つまで(スポーツ系と芸術系)、塾は必要を感じたら通わせるスタイルを考えています。

費用面は、月額の固定費として考えて、予算立てしておくことで安心できます。
また、地域によっては子育て支援制度や習い事の補助制度がある場合もあるので、そういった情報もチェックしておくと安心です。(数は少なく5都市程度)

まとめ:教育費は投資。でも計画的に。

塾や習い事は、子どもの将来の可能性を広げる「投資」ではありますが、家庭の経済状況と折り合いをつけながら選んでいくことが大切です。

とくに低学年のうちは、「やめる」ことに罪悪感を覚える親御さんも多いですが、習い事はあくまで手段のひとつ。子どもの性格や状況に合わせた柔軟な選択が、結果として本人の自信や成長につながると感じています。小学生のうちは、公立学校の授業料は無償化であり、産まれてから独り立ちするまでの間で費用的には一番少なくて済む時ではあります。中学、高校、大学のために親御さんとしては貯め時の時期にはなりますが、小さい頃の「経験」は一生の財産になることもあるので検討してみる価値はあると思います。「やらせて良かった」は多くても、「やらせて後悔した」は少ないのが「経験」への投資です。

スヌパパ

普段は会社員として働いている一家の大黒柱。このブログでは、妊娠・出産・育児について、体験談や役立つ情報を発信できればいいと思っています。
「初めての育児、どうすればいいの?」そんな疑問や不安を少しでも減らせるように、分かりやすくまとめていきます。
実は、僕も日々子育てに奮闘中!楽しいことも、悩むことも、全部ひっくるめて一緒に成長していけたら嬉しいです。
このブログが、あなたの育児のヒントになればいいなと思っています。ぜひ気軽に読んでいってくださいね!

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