1. バースプランとは?
バースプランとは、妊娠中に考えておく出産の希望や計画をまとめたものです。病院や助産院のスタッフに共有することで、できる限り理想の出産に近づくようにサポートしてもらえます。例えば、「どんな体勢で出産したいか」「痛みを軽減する方法をどうするか」「夫や家族の立ち会いの有無」など、出産に関するさまざまな希望を記載します。僕たちの通う産院では、28週目に行った助産師エコーにて紙をいただきました。紙の表には連絡先や陣痛時の来院方法、参加した産前教室の有無を記入しました。裏面がバースプランになっていて、出産時にしたいこと、母乳育児や母児同室について、退院後の生活の予定等を記入する欄があります。
2. バースプランを作成した理由
私がバースプランを作成した理由は、大きく分けて次の3つです。
- 安心して出産に臨むため
出産は人生の一大イベント。不安を減らし、事前に希望を整理することで、落ち着いてお産を迎えられます。35週目までは逆子であったため、帝王切開も考えてはいましたが、妻と赤ちゃんが無事でいられる方法が一番だと感じています。 - 医療スタッフとスムーズに連携するため
助産師や医師に自分の希望を伝え、必要に応じて対応を相談するために、具体的な要望をまとめることが重要です。助産師さんもどのようにした方がいいなどがあれば、書いてあった方が事前に心構えができるので、臨機応変に対応しなきゃいけない出産だからこそ大事なものだと思います。 - 後悔しないため
「あの時こうしておけばよかった」と思わないように、自分の気持ちを整理しておくことが大切です。バースプランって何書けばいいかわからないと調べることもあるでしょう。みんながどんなことをしてるのかを知ることで、自分もやってみたいとなってもらえればと思います。
3. バースプランに書いたこと
バースプランには、以下のような内容を記載しました。
- 夫の立ち会い(サポートをしてもらう)
- 夫に一番に抱っこしてほしい
- へその緒を夫に切ってほしい
- 進行状況を説明してほしい(今どんな状況なのかがわからないと不安になる)
- 前向きな言葉をかけてほしい(励ましてほしい)
- 産後の赤ちゃんとの過ごし方(カンガルーケアの希望)
- 胎盤を見たい
- 家族写真を撮ってほしい
- 母乳育児がしたが、つらいときは預かってほしい(母乳育児はしたいが、出産後は休む時間が欲しい)
4. バースプランを作成してよかったこと
バースプランを作成して特によかったと感じたのは、僕たちの希望を整理できたことです。書き出してみることで、自分が本当に大事にしたいポイントが明確になりました。また、事前に受けた産院でのパパママ教室で、「カンガルーケアは絶対にやった方がいいですよ」ということだったので、やってみようとなりました。へその緒を切ったりは、病院によっては医療行為だからできない場合もあるようなので、産院に確認が必要です。「胎盤を見たい」というのも助産師さんが見れますよということだったので、せっかくだし赤ちゃんに栄養を与えてくれていた胎盤ちゃんを見ておくことにしました。
5. まとめ
バースプランは、ただの計画書ではなく、安心して出産を迎えるための大切な準備です。もちろん、計画通りに進まないこともありますが、事前に希望を整理することで、より納得感のある出産ができるでしょう。これから出産を控えている方にも、ぜひバースプランを作成することをおすすめします。
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