妊娠39週目の健診記録:待ち遠しいけれど、まだその時じゃないみたい
いよいよ出産予定日まであとわずか。妊娠39週目の健診に行ってきました。正直、毎日がそわそわと落ち着かない時間です。お腹の赤ちゃんは元気いっぱい動いていて、「そろそろかな?」と思う瞬間もあるのですが、健診の結果はちょっぴり予想外のものでした。
今回の診察では、「子宮口はまだ全く開いていない」という先生のひと言に、あれ!?そうなのという感じ。身体のあちこちに前駆陣痛のような痛みはあることが増えているようで、夜中にはお腹の張りやトイレで目が覚めることが多くなっているということで、「少しは進んでいるはず…!」と淡い期待を持っていたのです。
それでも赤ちゃんはまだお腹の中が居心地いいのか、準備が整っていないようです。まだ赤ちゃんも活発に動いているので、まだ出る気はないのかも。もちろん、焦る気持ちはありますが、赤ちゃんのタイミングを信じたい。そう思いつつも、先生からは「もし40週の健診までに産まれなかった場合は、入院日を決めて、陣痛促進剤を使うことになります」と説明がありました。最初は入院日を決めますというだけだっとので、もしかして帝王切開!?と一瞬不安になりましたが、そんなことはないですよと先生がすぐにフォロー。
陣痛促進剤という選択肢
「促進剤」という言葉に、正直なところ少し不安もあります。お産は自然に始まるものというイメージが強かったので、「薬を使って人工的に始める」ということに戸惑いを感じました。40週を超えてもお腹の中にいるメリットはないということなので、長引いても帝王切開になるだけなのでしょうがないですね。
促進剤の使用は、単にスケジュールの都合というよりも、赤ちゃんがずっとお腹に居続けることによるリスクを避けるための大事な選択肢。子宮内環境の変化や胎盤機能の低下などもあるので、安全に生まれてきてもらうためには必要なステップでもあるのです。
心の準備と残りの日々の過ごし方
今は「陣痛が自然に来てくれること」を心から願いつつ、残りの数日間を丁寧に過ごすことに集中しています。赤ちゃんと一緒に過ごせる“最後の妊娠生活”だと思えば、貴重な時間でもあります。お腹をなでながら、「いつでも準備はできているよ」と話しかける毎日です。一緒に涼しくなった夕方に歩いたりはしているが、スクワットとかの方がよいのか!?という感じ。
とはいえ、日に日に大きくなるお腹、寝苦しい夜、体力の消耗も感じているようで、ちゃんと産めるだろうかというのをよく口にするようになりました。ちゃんと産めるようにそばで支えないといけないと思います。
妊婦健診という「今」の記録
今回の健診で感じたことは、「予定通りに進まないのが妊娠・出産」ということ。思ったように子宮口が開かなかったり、思ったよりも赤ちゃんが居心地良さそうだったり…そんな予測不可能な展開の中にこそ、命の神秘があるような気がします。
これを読んでいる方の中にも、今まさに同じような状況で不安になっている妊婦さんがいるかもしれません。でも、大丈夫。赤ちゃんはちゃんと、自分のタイミングで出てくる準備をしています。そして私たちはその時を迎えるために、少しずつ心と身体を整えているのです。
次回は、40週の健診。そこで産まれていなかったらいよいよ入院日決定です。どうか自然に陣痛が来ますように…と願いながら、今日もお腹に向かって「もうすぐ会えるね」と話しかけています。
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