ぬいぐるみを清潔に保つ方法:やさしく洗ってカビを防ぐコツ
子どものお気に入り、寝るときの安心グッズ、部屋の癒しアイテムとして大活躍のぬいぐるみ。毎日触れているからこそ、見た目ではわからない汚れや湿気が意外と溜まっているもの。特に梅雨や湿度の高い季節は、カビの温床になりかねません。今回は、ぬいぐるみを傷めずに洗い、清潔に保つ方法をご紹介します。
🧴ポイント①:洗剤は「おしゃれ着洗剤」を選ぶ理由
普通の洗濯洗剤でも汚れは落ちますが、ぬいぐるみの繊細な素材には刺激が強すぎる場合があります。おすすめは「おしゃれ着洗剤」。衣類用に開発されたこのタイプは、毛並みのある素材や繊維にやさしく、型崩れや色落ちのリスクを軽減してくれます。
- ドラッグストアで手に入る身近なアイテム
- 中性洗剤なので色柄物にも安心
- 手洗いにも適しているため使い勝手が良い
もしぬいぐるみにタグが付いている場合は、洗濯表示を確認しましょう。「水洗い不可」などのマークがある場合は、無理に洗濯せずに別の方法(布での拭き取りや陰干し)に切り替えるのが安心です。UFOキャッチャーで取ったスヌーピー達は、見た目がかわってきたら洗うようにしています。
🚿ポイント②:洗い方のコツは「やさしく押し洗い」
ぬいぐるみを丸ごと洗濯機に入れるのは、型崩れやパーツの破損につながる可能性があるので避けた方が無難です。基本的には「手洗い」がおすすめ。
手順はこんな感じ:
- 洗面器や桶にぬるま湯を張り、おしゃれ着洗剤を適量入れる
- ぬいぐるみを30分程度つけ置き
- ぬいぐるみを優しく押し洗い。揉まずに、押すようにして汚れを浮かせるのがポイント
- 水を数回替えながらしっかりすすぐ。洗剤が残ると肌荒れやカビの原因になることも
- 乾いたタオルで軽く包み、水分を優しく吸い取る
赤ちゃんが抱っこするぬいぐるみや、口に入れてしまう可能性のあるものは、洗剤が残らないよう念入りにすすぎましょう。
🌞ポイント③:乾かす場所と時間がカビ対策の鍵
実はぬいぐるみを洗った後の「乾燥方法」が一番重要。水分が内部に残ると、それがカビや雑菌の繁殖源になってしまいます。以下の乾燥法で清潔に仕上げましょう。
陰干しがベスト:
- 直射日光は素材を傷めるので「風通しの良い日陰」で干す
- タオルの上に置いて、時々向きを変えてまんべんなく乾かす
- 洗濯バサミで吊るすと跡が残るので、平置きが理想
- 乾燥が甘いと臭いやカビの原因になるため、できれば丸1日はしっかり乾かす
洗った後に洗濯機のドライ乾燥(回らない)がある場合は初めに30分程度するだけでも違います、また、可能であれば、扇風機を軽く当てると乾燥が早まり、より衛生的です。内は干物用の干しネットを100均で買って使っています。

🧸補足:ぬいぐるみを長く大切にするために
月に一度のケアでも、ぬいぐるみの寿命はぐっと伸びます。大事なのは「思い出ごと大切にする」こと。特別なぬいぐるみであれば、乾燥後に軽くブラッシングして毛並みを整えたり、香り付きの除菌スプレーでふんわり仕上げるのもおすすめです。
✍️まとめ:ぬいぐるみ洗濯は「やさしさと徹底乾燥」が鍵
ぬいぐるみを清潔に保つことは、子どもたちの健康や安心にもつながります。ほんの少しの手間で、見た目も手触りも新品のように蘇ります。ぜひ次の週末は、ぬいぐるみを丁寧にケアしてみてください。家族の笑顔がもっと増えるはずです。
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