子育て:0歳から5歳までにかかる費用とライフプラン

子育て費用

子育てにかかる費用:0歳~5歳について

子供を育てるには、成長に合わせたさまざまな費用が発生します。特に0歳から5歳の間は育児グッズや保育費がかさみ、家計への影響が大きい時期です。本記事では、各年齢で必要なコストを詳しく解説し、子育てにかかる費用をイメージできるように丁寧に書いていきます。

0歳:新生児期の費用

0歳は育児用品の初期投資が大きく、医療費や生活費もかかる時期です。ここでは出産後に必要なものをメインで書いていきますので、出産前の準備で揃えたものはこちらをご覧ください。

出産後の消耗品や必要なものを以下に書き出しています。
出産費用は出産一時金と概ね相殺可能であることと、無痛分娩、帝王切開はそれぞれ産院によっても費用が異なるため、出産を考えている産院に確認することをおすすめ。ちなみに、僕たちの通っている産院では、無痛分娩が自然分娩+7万程度、帝王切開が自然分娩+10万程度でした。

主要な費用項目

  • おむつ(+おしりふき等):約102,900円(+4,000円)/年(パンパース)
  • ミルク:約178,200円/年(ほほえみキューブ)
  • 離乳食(6ヶ月以降):約15,000円/年(1日100円1食、初めてなので高めの設定)
  • 衣服:約50,000円/年(ここは各家庭ごとで変動)
  • おもちゃ・絵本:約50,000円/年(ここは各家庭ごとで変動)
  • お宮参り/ハーフバースデイ/お初食い:約35,000円

年間合計:約435,100円

どうでしょう!?0歳児1年育てていくのに年間の最低限の費用として多いでしょうか、少ないでしょうか。それでは、それぞれの試算方法を詳しく説明していきます。おむつは、0~1ヶ月が1日12枚、2~3ヶ月が10枚、4~6ヶ月が8枚、7~12か月が6枚として合計2940枚必要になります。おむつ1枚当たり35円として計算しています。セール等で買えばもっと安くなると思います。ミルクはキューブで考えて、0~1ヶ月が1回80mL(2個)を1日12回、2~3ヶ月が1回120mL(3個)を1日8回、4~6ヶ月が1回180mL(4.5個)を1日6回、7~12か月が1回240mL(6個)を1日4回として合計8910個必要になります。キューブ1個当たり20円として計算しています。こちらも粉ミルクやセールで節約可能です。離乳食は食べ始めで少量でいいため、一度に作って保存しておくことで安く済ませることができる。衣類やおもちゃ・絵本は、各家庭ごとでの方針はあると思いますし、貰い物もあると思うので、こちらも変動はしますが5万円ほどあればそれなりにそろえることは可能かと思います。イベントごともメインどころを書いていますが、各家庭で行う行事は変わると思いますので、大体の相場で書いてあります。

1歳:保育料による費用の増加

歩き始めて手のかかる時期になってくる頃です。保育園に通う場合は保育料が発生します。

主要な費用項目

  • 保育園費用:認可保育園の場合、約30,000円/月(世帯年収500万円想定)
  • おむつ(+おしりふき等):約75,600円(+4,000円)/年(パンパース)
  • ミルク:約64,800円/年(ほほえみキューブ)
  • 離乳食・おかし:約54,000円/年(1日150円想定3食+おかし、慣れてきて節約も)
  • 衣服、靴:約50,000円/年(ここは各家庭ごとで変動)
  • おもちゃ・絵本:約50,000円/年(ここは各家庭ごとで変動)
  • 誕生日:約5,000円

年間合計:約663,400円

保育代がかかってくると一気に、年間の支出額も増えてくると思います。共働きの場合は、もっと早くから保育代もかかる場合があり、世帯年収によっても保育料が変わってくるので、注意しましょう。それでは、詳細を詳しく説明していきます。おむつは、毎日6枚を前提として1年間計算すると合計2160枚必要になります。おむつ1枚当たり35円として計算しています。ミルクの量は離乳食とともにだんだん減ってきて、1歳0~6ヶ月が1回160mL(4個)を1日3回、1歳7~12か月が1回120mL(3個)を1日2回として合計3240個必要になります。キューブ1個当たり20円として計算しています。離乳食は1日3食たべるため、ミルクの量は減ってきています。慣れてきて一度にたくさん作って保存しておくことで安く済ませることができる。衣類やおもちゃ・絵本は0歳の時と同じ。

2歳:遊びと学びの環境整備

おもちゃや絵本、知育グッズの購入が増える時期。

主要な費用項目

  • 食費:約10,000円/月
  • おかし:約10,000円/年
  • 保育園費用:認可保育園の場合、約30,000円/月(世帯年収500万円想定)
  • おむつ(+おしりふき等):約63,000円(+4,000円)/年(パンパース)
  • 衣服、靴:約50,000円/年(ここは各家庭ごとで変動)
  • おもちゃ・絵本:約50,000円/年(ここは各家庭ごとで変動)
  • 誕生日:約5,000円

年間合計:662,000円

なんでも食べることができるようになり、食費がだんだん増えてきて、活発に走り回ったりするようになり手が付けられなくなる時期。保育料は2歳まではかかってくるので、ここまでが一旦出費の山場。おむつは毎日5枚使用する前提として1年間計算すると合計1800枚必要になります。おむつ1枚当たり35円として計算しています。子供がごねた時におかしで泣き止むのはよくあること。おかしでご飯が食べられなくなることも…。衣類やおもちゃ・絵本は0歳の時と同じ。

3歳:教育費が増え始める時期

認可保育園や認定こども園が無償化されるため費用が落ち着いてくる時期、ただ子供の活動範囲が広がることで新たな出費も。

主要な費用項目

  • 食費:約12,000円/月
  • おかし:約10,000円/年
  • おむつ(+おしりふき等):約37,800円(+4,000円)/年(パンパース)
  • 衣服、靴:約50,000円/年(ここは各家庭ごとで変動)
  • おもちゃ・絵本:約50,000円/年(ここは各家庭ごとで変動)
  • 交通費:約5,000/月(通園や外出時)
  • 給食費:約5,000/月(弁当の場合も)
  • 誕生日/七五三:約20,000円

年間合計:約435,800円

食費も徐々に増えてくるころ、節約術の見せ所。この時期もおかしの効果は絶大。おむつは1日3枚ペースで計算しているが、この時期からトイレトレーニングによりおむつの使用回数も減ってくる。費用を抑えるためにも、早めにトイレを教えてあげることで節約にも。保育園の無償化によりだいぶ費用は減ったが、給食費や交通費等が新たに追加。そして3歳と言えば七五三。

4歳:最低限の費用で抑えることも可能な時期

保育園にも慣れて、教育を始めるには良いころ合い。

主要な費用項目

  • 食費:約14,000円/月
  • おかし:約10,000円/年
  • 衣服、靴:約50,000円/年(ここは各家庭ごとで変動)
  • おもちゃ・絵本:約50,000円/年(ここは各家庭ごとで変動)
  • 交通費:約5,000/月(通園や外出時)
  • 給食費:約5,000/月(弁当の場合も)
  • 誕生日:約5,000円

年間合計:約403,000円

3歳の時と費用は変わらないため、抑えるところを抑えれば、もっと節約することは可能。また、これまでより余裕が出る分でおもちゃ・絵本の費用の中に教育用の教材に充てることで、英才教育が可能。

5歳:小学校入学準備に向けた費用発生

小学校入学前の準備として、学用品やランドセルの購入が必要になります。

主要な費用項目

  • 食費:約14,000円/月
  • おかし:約10,000円/年
  • 衣服、靴:約50,000円/年(ここは各家庭ごとで変動)
  • おもちゃ・絵本:約50,000円/年(ここは各家庭ごとで変動)
  • 交通費:約5,000/月(通園や外出時)
  • 給食費:約5,000/月(弁当の場合も)
  • 誕生日/七五三:約20,000円
  • ランドセル代:約100,000円
  • 学用品(文房具、机など):約100,000円

年間合計:約618,000円

4歳のころと費用は変えていないので、基本的には節約できるところは節約していこう。小学校入学前ということもあって、机やランドセル等必要なものを買いそろえるのに、少し費用は上がってくる。ランドセルじゃなくてもいいという学校も増えてきているため、ランドセル以外にする選択肢も1つに入れておくことが良いだろう。

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0歳から5歳までの総費用一覧

年齢保育費・
交通費
食費おむつ代教育費・
おもちゃ・衣服
その他年間合計
0歳約193,200円約106,900円約100,000円約35,000円約435,100円
1歳約360,000円約118,800円約79,600円約100,000円約5,000円約663,400円
2歳約360,000円約130,000円約67,000円約100,000円約5,000円約662,000円
3歳約120,000円約154,000円約41,800円約100,000円約20,000円約435,800円
4歳約120,000円約178,000円約100,000円約5,000円約403,000円
5歳約120,000円約178,000円約100,000円約220,000円約618,000円

0歳から5歳までで最低限必要な費用としては:約3,217,300円

5歳までの子供にかかる費用の総額は 約322万円 に及ぶこともあります。もちろん家庭によって異なりますが、出費を見直しながら適切な予算計画を立てることが重要です。これを一つの参考として、「自分たちの家計では、ここを節約していこう」であったり、「教育にかけるお金はもう少しかけていこう」というように足し算、引き算をすることで費用を予測することができると思います。小学生以降についても機会があるときに、書いていこうと思います。大学まで徐々に費用は上がっていくことにはなるので、大学までの費用を概算でも出しておくことで、子育ての中でもかかり時や貯め時が判断しやすく、かかり時の出費に対しても不安にならないと思います。少しでも皆さんの役に立てばと思います。

スヌパパ

普段は会社員として働いている一家の大黒柱。このブログでは、妊娠・出産・育児について、体験談や役立つ情報を発信できればいいと思っています。
「初めての育児、どうすればいいの?」そんな疑問や不安を少しでも減らせるように、分かりやすくまとめていきます。
実は、僕も日々子育てに奮闘中!楽しいことも、悩むことも、全部ひっくるめて一緒に成長していけたら嬉しいです。
このブログが、あなたの育児のヒントになればいいなと思っています。ぜひ気軽に読んでいってくださいね!

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